from 清藍

清藍からのお知らせです。


  • 【2024年 寒中お見舞い申し上げます】

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写真の「繋」の文字は、1月2日の郡山駅の新春イベントで揮毫予定だった「繋」の文字です。
社員の皆様が、「お客様とのつながりを大切にする一年に。」という思いで決定されました。

年始の震災により、イベントは中止になりましたが、改めて、
「つなぐ、つながり、つながる、きずな」の漢字の意味について考える一年を迎えています。
被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

書道を軸に、様々な分野の方々と思いを共有して、丁寧に実行し、かたちにしていく一年にしたいと思います。本年もよろしくお願い致します。

令和六年 辰 千葉清藍


 

  • 【2023年 新春のご挨拶】

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新年明けましておめでとうございます。

澄んだ旧道沿いの町並みに、鐘の音が響く静かな元旦を迎えました。

昨年は、3年ぶりにアメリカ活動が再開し、多くの出逢いと再会がありました。世界中が不安と困難を抱える昨今において、文化交流による友好と平和への意義を強く感じた一年となりました。

日本においても支援学校でのワークショップや筆跡をテーマにした講座など、新たな活動の中で学びや挑戦に恵まれました。今年は和紙の原料コウゾの食への活用を通して、文化と食をつなぐプロジェクトも継続し、様々な分野の方々と日本の魅力を伝え、創造していきたいと思います。

皆様にとって2023年が実りある一年になりますように、心よりお祈りしています。

令和五年 卯 元旦 千葉清藍


 

  • 【2022年 新春のご挨拶】

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新年明けましておめでとうございます。
張り詰めた緊張感の中に、穏やかな風が吹く元旦を迎えています。

昨年は、コロナ禍で世界中が困難の中にありましたが、深い感謝と感動を知った一年となりました。改めて両者は常にそばにあると感じています。

昨年12月に福島県営あづま球場に設置された東京五輪記念碑に揮毫させていただいた「感謝」には、それぞれの人の人生の中にある感謝の思いを込めました。
多くの方々に記憶と歩み、感謝が込められた東京五輪記念碑と銘板をご覧いただきたいと願っています。

今年は、一昨年よりスタートした和紙の原料コウゾの葉を使用した地域活性化事業を継続し、福島県内の和紙の里、地域の店舗、社会福祉施設の皆様と更に文化と食を繋いでいきたいと思っています。

また、福島県の子どもたちを対象にした文化・書道講座をより愉しく集中する時間となるように、受講生全員で創り上げていきます。
そして、アメリカの皆様との再会を待ち望んでいます。

皆様にとって2022年が希望の光さす一年になりますように、心よりお祈りしています。

令和四年 寅 元旦 千葉清藍


  • 【東日本大震災から10年】

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真の復興とは何かを自分自身に問い続けて、10年の月日が過ぎました。 希望を感じても、数キロ先には10年前のままの景色が存在し、現実に引き戻される。そしてまた明るい未来を感じさせる光に出逢う。その繰り返しの10年でした。

心の復興はそれぞれで、苦しみ悲しみを抱えている人を見守ることも愛であり、時にその人の手を引いて連れ出すことも愛。震災後に仮設住宅で開催した書道のワークショップでは、皆が皆を思いやり、半ば強引に手を引かれて参加した方々が笑顔になっていきました。

私は「書道」が持つ伝統と創造、未だ見ぬその可能性を震災から学びました。 今よりさらに未熟だった10年前の自分にたった一つ褒めてあげられることは、「覚悟」を決められたこと。迷っても、希望を感じる光に出逢うことで走り続けることが出来ました。 これからも答えが出ない思いを抱えながら、同志とともにその問いに向き合っていきたいと思います。

14:46の黙祷後、「ようやくあの時を振り返りながら黙祷できた」と私の隣りに居た人たちが話していました。私も全く同じ気持ちでした。それぞれの人が、走り続けてきたのだと思います。 今日からは、大切な人や大切なことに、思いを馳せる時間を大切にしていきたいです。 そして、思いきり走ります。

令和三年 3月11日の誓い 千葉清藍

 

  • 【2021年 新春のご挨拶】

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新年明けましておめでとうございます。

昨年は、新型コロナウィルス感染症により、オリンピック・パラリンピックの延期をはじめ、私たちの日常生活でも変更や中止、さまざまな制限の中で工夫を凝らし過ごした一年でした。10年前に福島県で東日本大震災を経験した私にとっては、原発事故後の、放射能への抵抗感や生活感の違いから、地域に生きる人々の心に大きな摩擦が生じた出来事と重なる部分もあり、人それぞれが抱く価値観を他者へ押し付けてはならないことや、身近な人への配慮の大切さを再び思い返しました。

私自身の書道活動においては、毎年アメリカへ出向いて伝えてきたことをオンラインフェスティバルへの参加という形で実施したことや、以前から時間をかけて取り組みたいと考えていた文化と食をつなぐプロジェクトを発進させることが出来、今日の状況は悪いことばかりではなく、新たな挑戦と創造の機会を与えてくれたと実感しています。

2021年は、記憶を記録に残す作業を進めながら、ご縁をいただいた地域を文化の力で更に磨いていく活動を目指したいと思います。

皆様にとって、苦難に打ち勝ち力強く歩みだす一年になりますよう、心よりお祈りしています。

令和三年 丑 元旦 千葉 清藍

 

  • 【東日本大震災から9年】

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東日本大震災から9年。日本のみならず世界は新たなウィルスにより、追悼式をはじめ、様々な行事、イベントの自粛を余儀なくされています。
私たちは、9年前に当たり前の日常が、当たり前だと思う意識について改めて考えさせられました。大きな苦しみや悲しみと共に知った、学びや教訓を未来に伝えるべく、出来ないことを憂うのではなく、今だからこそ出来ることを考える日にしたいと思います。

令和二年 3月11日 千葉清藍

 

  • 【新春のご挨拶】

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昨年は令和の時代を迎え、今年はオリンピックパラリンピックが開催される記念すべき一年になります。一方で昨年は台風、大雨により大きな被害があり、私たちは地球環境について一層考え、行動することが求められているように感じます。

私は書道を始めて30年、東京から福島に移住して20年、千葉清藍として独立して10年の節目となりました。これまで出逢った全てのご縁に感謝して「育(はぐくむ)」をテーマに書の旅を始めたいと思っています。未だ叶わぬ夢を抱き、実現へとまい進していきますので、見守っていただけたら幸いです。

皆様にとり、素晴らしい一年となりますように。

令和二年 子 新春 千葉清藍

 

  • 【新元号の発表の日に】

昨年初冬、阿武隈川の白鳥たちは例年と変わらずにシベリアから飛来しました。そして年が明け、春というにはまだ少し早い雪舞う頃に、再びシベリアへ飛んで行きました。阿武隈川周辺の桜のつぼみは赤みを増し、これから福島県は春本番です。
今日、私たちは新たな元号を迎えました。 来年も再来年もこの先も永く、白鳥たちが飛来するこの地が、穏やかな希望の花咲く日本でありますように。

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  • 【JR郡山駅で新春大文字揮毫】

JR郡山駅で新春大文字揮毫(パフォーマンス)のお知らせです。当日はお餅のお振る舞いも担当させていただきますのでぜひご来場ください。

日時:1月2日 9:30〜
場所:JR郡山駅 1Fコンコース(おみやげ館前)
※安全第一の公共交通機関のため変更の可能性もあります。当日改めてフェイスブックでお知らせします。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1533078363461708&set=a.226939724075585&type=3&theater

 

  • 【2019年新春のごあいさつ】

 明けましておめでとうございます。
亥の年、新たな一年が始まりました。 昨年は福島県の農産物PRのため日本からアジア、ヨーロッパを訪問させていただき、現地の大使館をはじめ大勢の方々の前で書を書かせていただく機会をいただきました。 また、2013年から継続しているアメリカ活動では海外大文字揮毫100回という節目の一年でもありました。
日本国内では新宿クリエイターズフェスタ2018への参加、新社屋や新店舗のロゴや作品を数多く制作させていただき充実した一年となりました。 今年、千葉清藍は10歳を迎えます。この道を選び、歩ませてくださっている全ての人に書を通して感謝を伝える一年にします。本年もどうぞよろしくお願い致します。

2019年元旦

 

  • 【「2018新春大文字書き初め」と個展開催のお知らせ】

「2018新春大文字書き初め」

1月2日9:00~JR郡山駅で、新年を迎えましょう!1Fコンコースでお待ちしています!
お琴の演奏、鏡開き、書初め、餅つき、お振舞い(日本酒、甘酒、おしるこ)を予定しています。(写真は今年、昨年の書初めの様子です)
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個展開催のお知らせ

25348634_706576256202064_4845870916209018272_n新春、皆様のご来場をお待ちしています!トークイベントでは、大文字揮毫の他、縁起の良い文字抽選会もあります。詳細は下記をご覧ください。
■タイトル:sumiten2018 初夢
■展示会期:2018年1月11日(木)~1月16日(火)
■場所:ヒルトピアアートスクエア(ヒルトン東京B1)
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-6-2
無料シャトルバス/新宿駅西口京王デパート前、バス停21番乗り場から毎日循環運行
■時間:1月11日12:00~17:00 
1月12日~16日10:00~17:00(最終日のみ15:00)
■千葉清藍在廊日:11日~14日12:00~17:00 
■トークイベント 
1月13日(土)14:00~14:30 これまでの歩み、新春揮毫、縁起の良い文字抽選会
予約可/座席、抽選券・先着30名(千葉清藍フェイスブックメッセージ・ホームページのコンタクトにお申込みください)観覧制限はございませんので、お気軽にご来場ください。
■書作品の販売も予定しています。


 

  • 【個展開催のお知らせ】

     

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    新宿クリエイターズ・フェスタ2017のイベントの一環で、個展を開催させていただきます。
    新作を数多く展示します!ぜひご来場ください。
    先着10名のワークショップも開催予定です。

    ■展示会期:8月3日(木)~8月8日(火)

    ■会場:ヒルトピアアートスクエア(ヒルトン東京B1)

    ■ワークショップ:夏を彩るミニ掛軸づくり
    8月6日(日)13:00~14:30
    小学生対象、親子参加可
    ※ワークショップは定員になりましたので、受付を終了させていただきました。
    何卒ご了承ください。たくさんのお申込みありがとうございました。

    ■大文字書道パフォーマンス 8月6日(日)15:00~15:10

    ■書作品、グッズの販売も予定しています。

     

 

 

  • 新年あけましてあめでとうございます。

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 2017年酉年、皆様どのようなお正月を過ごされていらっしゃいますか。
 私は昨年を振り返ると「飛翔」の文字を年頭に掲げてスタートしましたが、2度のアメリカ活動と海外初個展、オーストラリア初活動が加わり「飛翔」のような優雅さとは異なり、まさしく「挑戦」の一年だったように感じます。意志を貫く姿勢を見せる場面もこれまでより多く、自分自身と真剣勝負をして達成感も悔しさも味わいました。
 今年は、開業130年を迎えたJR郡山駅での新春デモンストレーションからスタートしましたが、そこで書いた文字は「開拓」と「拓(ひらく)」です。 あらゆる道を開拓して来られた先人たちへの敬意を忘れずに、人生をきり拓いていこうという思いを込めて書かせていただきました。 この世の中において、一人で生きている人はいません。また、どんなに自分自身の健康を願っても病気と闘わなくてはならない時もあります。 ビジョンを描いてもその通りにはいかない時に、冷静に考え、舵をきるか否か、決断力と実行力を問われる日は、ある日突然やってきます。 その時に言い訳せずに、なるべく後悔せずに。今出来る限りのことをしたいと思います。 周囲への感謝を忘れずに。
 皆様にとって素晴らしい一年になりますようお祈り致します。

2017年1月 新春の思い 千葉清藍


 

 

  • 『新宿クリエイターズフェスタ2016』パフォーマンスのお知らせ

『新宿クリエイターズフェスタ2016』にて、9月25日(日)に大文字書道パフォーマンスと墨を使ったワークショップを行います。
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